最近では中古戸建てを購入した方の間で鍵交換をすることを知らず、見知らぬ人が家に堂々と入ってきたという話しが聞かれます。雪の多い地域では、雪かきの大変さもあり年々高齢化が進むと一戸建てに住んでいる方が家を売って、マンションなどの雪かきが必要ない場所へ引っ越していかれるケースが増えています。築年数にして30年前後のお宅が多く、建物によってはまだまだ充分に住める建物も多く、アパートから中古戸建ての購入を考える方も増えているようです。子供が小さいとアパートでの足音や泣き声、掃除機をかけるタイミングや洗濯機を回す時間帯にも気を使うなど、びくびくしながら暮らしているなんていうことも。実際に母子家庭のお母さんでも中古戸建てを購入した方がいらっしゃいますが、働けるうちは良いが定年退職後、アパートの家賃が払えるのかどうか不安があり、戸建てを購入したが固定資産税を含めても年間払う家賃より少なく済んでいるとのこと。子供にとっても安心して住んでいられる場所ができ、実家と呼べる場所を作ってやることができたとおっしゃっていました。ただ、中古戸建てを購入する際に一番気をつけたいのは鍵交換。そのお宅は築30年で購入したそうですが、その間に賃貸として使われていたことがあるにも関わらず、持ち主さんは鍵交換を一度もしてなかったそうです。鍵交換がされていないということは、途中その家に住んだ方全員が合鍵を持っている可能性があるということになります。通常管理が行き届いたアパートでは借り主が代わるたびに鍵交換され、古い鍵では入れないようにします。ですが鍵交換が行われているかどうかはアパートなどを借りる際にもこちらから確認しなければ教えてくれませんし、鍵交換をしたという証拠を見せてもらえるかどうかも難しいところです。ただ中古戸建てとなれば、自分で自由に鍵交換ができるのですから、引っ越しが決まったらすぐに鍵交換を行いましょう。そして鍵交換が完了をしたら古必ず家族に新しい鍵を渡すことを忘れずに。